【グランピング】ドームテントを販売している有名メーカー5選!【ドームテントの種類も解説】
コロナ禍の現在、できることの趣味や休日の過ごし方としてキャンプが注目されてきています。近年では、キャンプも多様性があり、グランピングというスタイルのキャンプも注目されるようになっています。
キャンプが取り上げられることで、キャンプ用品を扱うメーカーやブランドも注目されています。今回は、グランピングテントのドームテントと呼ばれるテントを販売している有名メーカー5つをご紹介します。
おすすめの大型ドームテントについてまとめてあります!
グランピングとは?
まず、グランピングとはどのようなキャンプなのでしょうか。
答えは、キャンプ用品やテントなど準備していかなくてもできるキャンプ体験のことです。
グランピング(glamping)という言葉は、魅力的なという意味のグラマラス(glamorous)とキャンピング(camping)を組み合わせたものです。
近年、手軽に楽しむことができるキャンプスタイルとして流行しています。
グランピング施設には、テントタイプやコテージタイプ、トレーラーハウス型のものなどがあります。
お風呂やトイレ、冷暖房完備の空調、ベッドやソファー、テレビなどが備え付いている室内が多く、快適に過ごすことができます。
グランピング用のテントにはどのような種類や特徴があるの?
代表的なものではドームテント、ベルテント(ワンポールテント)、タマネギ型テントなどがあります。
【ドームテント】
小型のテントでは、二本のクロスポールで立ち上げて固定するという設営が簡単となっています。
大型のテントは、正三角形を繋ぎ合わせてドーム型にして、強度を高めて耐風性を強くしたジオデシック構造が採り入れられています。
サイズは小型~大型まであり、価格もバリュエーション豊富で、グランピング用テントでは最もポピュラーなテントです。
テント生地の素材は、不燃性のものが多く、中にはUVカットの紫外線対策を施しているものもあります。
【ベルテント(ワンポールテント)】
ベルテントとは、サイド部分が立ち上がっていて全体が鈴の形をしたテントのことです。
素材の生地にはコットンが使われていることが多く、夏場は涼しく、冬場には暖かく結露もしないことが特徴です。
【タマネギ型テント】
構造はベルテントと同じですが、サイド部分を膨らませてタマネギの形にさせたテントです。
ベルテントと比べて、丸みを帯びた愛らしいフォルムをしています。
素材の特徴として、ポリコットンを使用したり、内部をエアフレームにして、ポールのない造りをしていることが挙げられます。
ドームテントのメリット
ここまでグランピングテントの種類をご紹介してきましたが、ドームテントのメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?
【メリット】
1.頑丈な造りで、雨風にも強い
ドームテントの生地の素材は、水を通さない素材のものが使われているため、雨天時でも快適に過ごすことができます。
造りが頑丈なため、強風時にテントを撤収する必要がなく、管理する側としては労力を要しません。
2.カビが生えにくく管理がしやすい
高温多湿の気候の日本では、カビが発生しやすい環境下にあります。特に湿気が多い梅雨の季節では雨続きで、テント生地も濡れて、乾く時間帯が少なくなります。
そうするとカビが発生してしまい、メンテナンスが大変となってしまいます。
コットン生地に一度付いたカビは、完全には落としにくく跡も残ってしまうことが多いです。メンテナンス費用もかさんでしまいます。
ドームテントでは、コットン生地などと比べるとカビが発生しにくく、発生しても水や洗剤で落としやすいため管理がしやすいです。
清潔感を気にする方にとっては安心して宿泊できるテントと言えます。
3.設置費用を抑えることができる
キャンプ場を運営する際にできれば予算をかけずに済ませたいものです。
ドームテントは、ロッジやコテージを建築する費用に比べて安価に抑えることが可能です。
建築費用を抑えることで、利用するお客様の料金も安くすることができます。
4.空調の効果を高めることができる
エアコンや薪ストーブなどテント内に冷暖房を完備できることに加えて、ドームテントでは内部の素材に断熱材を使用することができます。このことによって、空調の効果を下げることなく、快適に過ごすことができ、光熱費を抑えることにも繋がります。
5.テントの中から夜空を見ることができる
ドームテントの多くは、外側の全部もしくは一部が透明になっている造りをしています。
そのため、中から外や空を見ることができます。
真冬の夜空をテントの中で暖かく快適に過ごしながら見上げることが可能です。
ドームテントを販売している有名メーカーをご紹介
ここからはグランピング用のドームテントを販売しているメーカーのご紹介をしていきます。
1.Fドーム(F.domes)
大型ドームテントの中でもおしゃれなのが、ポーランドに本社があるFドームのテントです。Fドームは日本にも代理店があります。
Fドームのテントの特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?
(1)頑丈な造りのジオデシック構造を採用
パネルとフレームで形づくられた正三角形を繋ぎ合わせて造られているジオデシック構造を採用していて、頑丈な造りになっています。
(2)低コストで高断熱性のある素材を使用
テント内部に高断熱性のある素材を使用して、空調の効果を下げにくくしています。
このことで年間を通して快適に過ごすことができるようになっています。
(3)大きさや色、フレームが選べる
大きさの種類が豊富で、収容人数やインテリアの設置などによって、床面積約20㎡、30㎡、40㎡、50㎡、75㎡の5つの大きさから選ぶことができます。
また、色も4種類から選べます。
(4)オプションで様々な設備やアイテムが取付可能
セキュリティ対策でガラスドアや、遮光性のあるカーテン、天窓、薪ストーブ、煙突を取り付けることも可能でキャンプサイトに適した設備やアイテムをオプションで取り付けることができます。
2.コールマン(Coleman)
アウトドアブランドとして有名なコールマン。キャンプ初心者から上級者向けまで商品は幅広いラインナップで構成されています。
コールマンのドームテントは小型のものを取り扱っています。
コールマンの特徴として以下のことが挙げられます。
(1)コストパフォーマンスが良い
上級者向けのタフシリーズは、耐久性や耐水性、風にも強い造りとなっているにも関わらず、リーズナブルな価格で販売されています。
(2)設置がしやすい
コールマンの小型ドームテントは、慣れてくると一人でも設置可能な設置のしやすさがあります。
(3)遮光性が高い
18年に導入された「ダークルームテクノロジー」という技術によって、日光を90%遮断することが可能になりました。
この技術でテント内部の温度を上げることなく、真夏でも快適に過ごすことができます。
3.ロゴス(logos)
ロゴスは「屋外と人をつなぐ」をコンセプトにしている創業80年を越える老舗アウトドアブランドです。
ロゴスのドームテントの特徴は次のようなことが挙げられます。
(1)初心者向けの良心的なブランド
ロゴスの商品は、価格面や使いやすさの面においても初心者にやさしいものとなっています。
ロゴスの商品はリーズナブルな価格なものが多く、初心者にも購入しやすくなっています。
使いやすさにおいては、女性の初心者であっても一人で組み立てられるテントが多いです。
(2)おしゃれで親しみのあるデザイン
キャンプ用品は、濃いめのグリーンやブラウン系の色が多いイメージですが、ロゴスの商品は明るめの色も多く、おしゃれに揃えたい人にぴったりなブランドの一つです。
(3)機能性が高く、使いやすい
ロゴスのドームテントは、空気を注入して設営するエアーマジックドーム。ポールやフレームを組み合わせる必要もなく、簡単に設営することが可能です。
また、インナーテントが取り外し可能で、スクリーンタープとして使えたり、テント内で換気をしやすくするための換気口やランタンケース付きなど過ごしやすくする工夫がなされています。
4.スノーピーク(Snow Peak)
新潟県燕三条市に本社がある日本で知名度のあるアウトドアメーカーの一つです。
職人の街にあるスノーピークのドームテントの特徴は次のようなことが挙げられます。
(1)無料で修理や交換をしてもらえるアフターサービスの良さ
スノーピークの製品には保証書が付かず、無料で修理や交換をしてもらえます。
これはスノーピーク社の製品を大切に扱うことや自社の製品に責任を持つという強い意志の表れです。
修理の際には、お客様に次のキャンプの予定を伺い、それまでにお届けするという顧客目線のアフターサービスがなされています。
(2)耐久性を高くするための設計
スノーピークのテントは、背丈を抑えたり、角に丸みを帯びさせ、側面はカーブを描いて風を受けすぎないような設計となっています。
風を受けすぎない造りで耐久性を高めています。
(3)シンプルでおしゃれなデザイン
スノーピークのテントは、シンプルな造りと派手すぎず少ない配色でおしゃれなデザインとなっています。
5.キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグは、スノーピークと同じ新潟県燕三条市に本社を置く総合アウトドアメーカーです。
使いやすさと購入しやすさを第一に考え、快適で楽しいアウトドアを追求しています。
そのようなキャプテンスタッグの特徴をご紹介します。
(1)幅広い製品ラインナップ
会社設立時の「大自然の中で頼りになる存在になりたい」という思いから、テントに限らず総合アウトドアメーカーとして豊富な製品が取り揃えられています。
(2)コストパフォーマンスが良い
利用者からの口コミに見られるように、コストパフォーマンスの良さが挙げられます。
設置のしやすさや使いやすさ、耐久性の高さ、室内での過ごしやすさなど総合的に見てコスパの良いブランドとして人気です。
(3)品質管理が徹底されている
職人の街、燕三条市の企業で厳しい品質管理が行われていて、お客様に使いやすさを感じてもらえるような製品設計がされています。
まとめ
今回は小型から大型までグランピングのドームテントの有名メーカー5社をご紹介してきました。
それぞれ良い特徴がありますので、自分の好みや目的、用途に応じて、購入する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
おまけ
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