ワンタッチドームテントのたたみ方とコツ3つ！【動画・画像つき】

家族や友達と過ごすだけでなく、一人で悠々と時間を過ごせることから、人気が高まっているのが、キャンプです。

しかし、キャンプを始めたばかりの初心者にとっては、とりあえずキャンプ場に来たものの、何事も不慣れなため、テントの設営一つとっても苦戦することでしょう。

そんな中でも、キャンプ終盤で待ち構えている難関がテントの片付けです。

この難関を少しでも楽にするために、今回は片付けるのが簡単なワンタッチドームテントをご紹介いたします。

おすすめのテントのご紹介から、片づける際のコツについても触れていきますので、まだテントの購入をしていない方や、もう一つテントを買いたいと思っている方については、是非購入する際の参考にしてみて下さい。

ワンタッチドームテントとは

ワンタッチドームテントとは、簡単に設営できて、少人数から大人数まで使うことができる、ドーム型のテントのことを言います。

ポップアップ式のものや、傘のように広げて使うもの、ポールを通していくだけのものと、いくつか種類がありますが、どれも設営については非常に簡単なので、とてもおすすめです。

その中でもポールを通して設営するタイプのテントについて押さえておけば、その他のタイプにも共通するコツなんかもありますので、今回はそちらをメインに、片付け方のご紹介をします。

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ドームテントをたたむ前に！まずはドームテントを「たためる状態」にしよう！

テントを片付ける際の前段階として、やっておいた方がいいことがいくつかあります。

一つ目は周りの荷物をまず片づけることです。

テントの片づけはとても場所をとります。

フライシートやインナーシートなどを一度広げないといけないため、周りの道具を片付けて十分なスペースを確保するようにしましょう。

二つ目は、一度干してから収納することです。

地面に直接触れるシートは地面からの湿気により濡れていることが多々あり、また、夜露などでフライシートも濡れていることが多いので、たたむ前にまずは干すようにしましょう。

そのままたたんでしまい、ケースにしまったままにすることで、テントにカビが生えてしまうこともあります。

そうならないようにキャンプ場でテントを干すことができる時は、十分に乾かしてからしまうようにしましょう。

三つ目はインナーシートの入口のファスナーを開けておくことです。

折りたたむときに、どうしてもインナーテントの中に空気が残ってしまいます。

空気が残った状態でたたもうとしても、キレイにたたむことができません。

ですので、インナーテント内の空気を抜くために入口のファスナーを開けておき、空気が残らないようにしっかりとたたむようにしましょう。

四つ目はポールを抜くときはポールを引くのではなく、押しながら抜くこと、そして抜いたポールは端からたたむのではなく真ん中から半分にして折りたたんでいくことです。

設営の段階ではポールを押しながらテントに通していくため、片付けの時はその逆をすればいいと思いがちです。

しかし、ポールを引っ張って抜こうとすると、ポール自体が折りたたみ式のため、連結部分が外れてしまい、最悪の場合、シートを挟んでしまい傷つけてしまうことにもなります。

それを防ぐためにも、ポールは押し出して抜くことを心掛けましょう。

また、抜いたポールの折りたたみ方にも気を付けるポイントがあります。

ポールは端から連結を外してたたむのではなく、真ん中あたりの連結をまず外して、半分に折った後、さらにその半分のところから連結を外していくイメージで折りたたみましょう。

端から外していくとポールの中に通してあるワイヤーのテンションに偏りが出てしまうため、そこから劣化する恐れがあります。

ワイヤーのテンションを均等に保つためにも、半分の位置から折りたたむようにしてください。

前段階の作業をご紹介したところで、次はいよいよテントをたたむ作業になります。

こちらのチャンネルで詳しい解説をしておりますので、ぜひ動画をチェックしてみてください。

それでは流れの説明です。

①まずはフライシートをたたむ

フライシートの天井部分を持ち、余分なところを中に折り込むように持ち上げましょう。

フライシートを半分に折りたたむことができますので、綺麗に揃えながらたたんでください。

②フライシートを長方形になるようたたむ

動画の中では、この段階で台形にたたまれていますが、この両端を中に折り、長方形にしてください。

③ポールを収納したケースの幅に合わせてある程度の大きさになるまで折りたたむ

最終的にポールを芯にして、ぐるぐると巻いていくので、巻けるぐらいの長さを残しておくことが重要です。

これでフライシートは収納できる状態になりました。

④インナーテントをたたむ

こちらについては先ほどご紹介した空気を抜きながらたたんでいくことと、フライシートと同様に長方形になるようにたたんだ後、ケースの幅に合わせてある程度の大きさになるまで折りたたむことを意識して、たたむようにしましょう。

⑤フライシートとインナーシートを重ね合わせて、その上にポールの入ったケースを置き、ケースが芯になるようにぐるぐると巻いていく

巻き終わったら、最後にテントの収納ケースを上から被せるようにしてしまえば、テントの片付けは終了です。

そんなに難しいものではなかったですよね。

画像でもたたみ方をご紹介いたします。たたみ方の流れは先ほどと同様になります。

こちらの画像を紹介しているモノレビュさんのページでは、もっと詳細な説明が掲載されています。そちらもぜひチェックしてみてください。

ワンタッチドームテントのたたみ方のコツ

片付け方が分かったところで、ここからはドームテントを片付ける際のさらに便利なコツについてご紹介していきます。

-コツ1.「ミニほうき」があると便利

キャンプをしていると、テントに出入りの際にどうしても土や草などがテントの中に入ってしまいます。

そんな時にミニほうきがあるととても便利です。

中に入ってしまった土や草などを掃除することができるので、テントを綺麗に保つことができます。

掃除を怠ってしまい、次に使う時にテントが汚い状況になっていると、せっかく気に入って買ったテントでも、少し残念な気持ちになってしまいます。

気持ちよくキャンプを楽しむためにも、ミニほうきを持っていき、テントを綺麗な状態にして、たたむようにしましょう。

-コツ2.シートは同じ折り目でたたまない

続いてのコツはテントを同じ折り目でたたまないことです。

元の形に戻すにはやり易い方法ですが、毎回同じ折り目でたたんでしまうと、その折り目の部分からシートが痛んでしまいます。

傷んだ部分からシートが弱くなり、最悪の場合穴があいてしまうこともあります。

こうなってしまうと、突然雨が降った場合など、本来であれば雨にも耐えられるシートであったのに、雨水がテントの中に入ってきてしまい、楽しいキャンプが台無しになってしまうこともあります。

そうならないためにも、同じ折り目に合わせてたたむことは避けて、テントが痛まないように気をつけましょう。

-コツ3.「次」を考えたたたみ方を意識する

最後にご紹介するコツは次のキャンプで使うことを意識してたたむことです。

これまでのコツとも共通することですが、次に使うことを意識して綺麗にたたむことが重要です。

ここで手を抜いて汚くたたんでしまうと、テントが傷んでしまうことにもなりますし、何より次に使う時にテントの設営がしづらくなってしまう原因にもなりますので、最後の最後まで綺麗にたたむことを心がけましょう。

初心者にも簡単にたためるドームテント

ここまで、ドームテントのたたみ方をご紹介してきましたが、ここからはテントを購入しようと考えている方向けに、初心者でも簡単にたたむことができるテントを三つほどご紹介します。

• キャプテンスタッグ エクスギア アルミファミリージオドーム6UV

こちらのテントは4本のポールを交差させて設営するものとなっていて、構造も単純なものなので、片付けるのも簡単にできます。

最大で6人まで寝ることができるため、3〜4人の家族でキャンプに行くのであれば十分な広さを確保できるのも特徴です。テントの両サイドには前室として、ちょっとした荷物を置くスペースもあるので、寝室のスペースを最大限活用することできます。

• キャプテンスタッグ クレセント3人用 ドームテント

こちらのテントは3人用ということで、大きさ的にはソロキャンプでゆったりと使うのに適しています。

コンパクトに収納できることからも、ソロキャンプ向けと言えるでしょう。

2本のポールを交差させて設営するだけという単純な構造なので、設営、片付けの両方において使いやすいテントです。

• コールマン BCクロスドーム/270

一つ目にご紹介したテントよりかはコンパクトなものですが、こちらも4〜5人まで寝れるものになりますので、家族キャンプでも使用できます。

こちらのテントは入り口のフライシートが、ポールを使うことで屋根代わりとなるので、タープを持っていく手間が省けるのも嬉しいポイントです。

構造も今までのものと同様、単純なものですので、片付けも簡単にできます。

【まとめ】ワンタッチドームテントのたたみ方とコツ3つ

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したワンタッチドームテントのたたみ方と3つのコツですが、まず、たたみ方については

• ドームテントを「たためる状態」にする
• シートを長方形の形になるようたたむ
• ポールを収納したケースの幅に合わせて折りたたむ
• ポールのケースを芯にして、フライシートとインナーシートをぐるぐると巻いていく

となります。

片づける手順が分かったところで、知っているととても便利な３つのコツは

• 「ミニほうき」があると便利
• シートは同じ折り目でたたまない
• 「次」を考えたたたみ方を意識する

となります。

以上のポイントを押さえておけば、キャンプ初心者でも、簡単にテントを片づけることができるでしょう。

片付けが面倒と思いがちですが、それほど難しいものではありませんので、ぜひ参考にしていただき、楽しいキャンプの思い出を残していただければと思います。